キッチンリフォームの際に食器洗浄機を取り付けるべき?メリットやデメリットを把握しよう!
キッチンリフォームの際は、食器洗浄機を組み込むかどうかを考える方が年々増えてきています。組み込み式の食器洗浄機は、便利なアイテムです。想像以上に便利で使い勝手が良いことにより、近年はキッチンリフォームに食器洗浄機を導入するお宅が増えています。しかし、デメリットもあることも把握しないといけません。食器洗浄機のメリットやデメリットなどをご紹介します。
食器洗浄機のメリット
食器洗浄機には、様々なメリットがあります。
省エネ効果があるので、使うべきという意見も多く挙がっているほどです。しかし、食器洗浄機を使うべきか否かなのかは、お客様の考え方次第で決めることです。
食器洗浄機のメリットは何があるのか、以下にご紹介します。
家事が時短できる
食器洗浄機があると、食器を中に入れて洗剤を入れてスイッチオンするだけで、食器洗いができます。
立ちっぱなしで食器を洗う面倒が無くなり、その分の時間を違う事をする時間に回すことができるようになります。
実は光熱費は安く済む
食器洗浄機を使うと、光熱費が高くなるから使いたくないと思う方は少なくありません。
しかし、実際に食器洗浄機を使用したり使った方の意見を調べてみると、手洗いよりも食器洗浄機を使って洗った方が光熱費が安く済む声が多いです。
食器洗浄を手洗いで行う場合、ぬるま湯を使う方が大半です。
ぬるま湯で食器洗浄を行うと、1回の食器洗いで約50円かかります。
食器洗浄機であらうと、1回の食器洗いにつき約24円となります。
(参考:https://www.rentio.jp/matome/2019/07/merit-and-demerit-of-dishwasher/)
食器洗浄機で食器を洗った方が、差し引き26円1回につきやすくなることがわかります。
手荒れの悩みが無くなる
手洗いで食器洗いをすると、気になるのが手荒れです。
毎日食器洗剤を使って食器洗いをしていると、指先などがどんどん荒れてきて、しまいには痛くなる場合もあります。
ゴム手袋をはめて食器洗いを行う方法もありますが、食器が持ちにくい等の理由により使わない方も多くいます。
食器洗浄機のデメリット
便利な食器洗浄機ですが、デメリットもあります。
デメリットも踏まえた上で、食器洗浄機が必要なのか否かを考えましょう。
場所を取るので収納スペースが狭くなる
食器洗浄機をキッチンリフォームの際にシステムキッチンに組み込むと、その分、収納スペースが少なくなります。
しかし、現代のシステムキッチンの地袋は引き出し式が大半なので、奥までしっかり収納ができます。
そのため、食器洗浄機をシステムキッチンに組み込んでも、収納の少なさに不便を感じるというのは意外にないという声が多くあります。
洗えない物もある
食器洗浄機は、どんなものでも洗えるわけではありません。フライパンや鍋は、テフロン加工が剥がれてしまうので、洗えません。
素材でいうと、銀やアルミ、銅、木製、強化ガラス、耐熱温度が低いプラスチックです。
それらの素材を使った食器は、毎日使う食器の中では少ない部類に入ります。そのため、それらの食器のみを手洗いをしても手間には感じないものです。
食器洗浄機を使っている際に音が響く
食器洗浄機をONにして使うと、食器を洗うために水が庫内で回っている音がします。キッチンとリビングが近い場合は、その音が気になるという方もいます。
しかし、騒音のようにひどい音ではないので、使っているうちに慣れてきます。食器洗浄をしているので音は鳴りますが、気にしない程度といえます。