炊飯器って本当に必要?鍋炊きごはんで省スペース&おいしいをかなえる!

毎日の料理に欠かせないもの・・・それは炊飯器。と思っている方は多いのではないでしょうか。もちろん、炊飯器があれば誰でも気楽にごはんを炊くことができるし、基本中の基本の調理家電なのは間違いありません。でも、それって思い込みかも?実は、炊飯器がなくても、上手にご飯を炊くことは難しくないんです!本記事では、鍋炊きごはんの魅力と、「意外となくてもいい」家電を知ることで、限られたキッチンスペースの有効活用法をご紹介します。おいしく炊くコツもお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。

ごはんを鍋で炊くメリットは?

実は、筆者の自宅には3年前から炊飯器がありません!使っていた炊飯器が壊れてしまったことがきっかけで、新しいものを買うくらいなら、試しに鍋でご飯を炊いてみよう!と思いつきました。作ってみてびっくり。ふっくらつやつや、とてもおいしいごはんが炊きあがったのです。以来、炊飯器のお世話にはならず生活しています。

鍋炊きごはんのいいところは以下の点が挙げられます。

① とにかくおいしい!炊飯器ももちろんおいしいのですが、鍋で炊くとお米本来の味わいを感じられて、ごはんのおいしさを再確認できます。お鍋の材質、水の量や炊く時間を変えれば、お好みの固さにかんたんに調整できるのもメリットです。たまにできるおこげも特別感がありますよ。

② 意外と時短で炊ける!お米を研いだあとに浸水しておけば、炊く時間は10~15分。イメージよりもスピード炊きが可能なので、忙しくても無理なく鍋炊き生活を続けられます。

③ お手入れかんたん!鍋は、炊飯器のように内蓋やお釜など複数パーツに分かれていないので、炊いた後の洗い物もとても楽。また、炊飯器はパッキンの劣化なども考えられますが、鍋ならそういったケアも不要なので、面倒くさがり屋さんにはぴったりです。

炊飯器がないと、キッチンはどうなる?

炊飯器がないなんて想像がつかないかもしれませんが、もし鍋炊きごはん生活になれば、普段の鍋を使って炊くことができるので、収納スペースを新たに設ける必要がありません。むしろ、大きい炊飯器を置いていた場所を丸ごと空けることができるので、限られたキッチンスペースの使い方を変えることができます。

キッチン収納の少なさにお悩みの方は特に、大きな調理器具を減らすだけで効率アップ!我が家では、炊飯器がなくなった分、ヨーグルトメーカーや精米機を新たに置いて、せまいキッチンでもより幅広く料理を楽しめるようになりました。買いたくても諦めていた食器や調理器具を買う機会が作れます。

鍋炊きごはんをおいしく炊くコツは?

そうはいっても、鍋炊きごはんって難しいのでは・・・?と感じる人は、この2点を意識してみましょう。まず、お米をといだらしっかり浸水すること。お米の種類にもよりますが、15~20分しっかり水につけておくことで、ふっくらしたお米を炊くことができます。

次に、重い蓋つきの鍋にすること。ホーロー製のものなど、どっしり重みのある鍋は芯までお米に火が通っておいしくなりますよ。

本格的な土鍋ではなくても、蓋さえあればどんな鍋でもすぐできる、炊飯器なしごはん。「意外となくても大丈夫」な器具や家電を知れると、キッチンスペースの新しい使い方のアイデアが、きっとふくらむはずです。