キッチンの高さは想像以上に重要！高さを決定するポイントとは？

キッチンの高さというのは、1種類だけではない事をご存じですか？キッチンの高さは様々あるので、自分の身長や使い勝手、腰の悪さなどに合わせて選ぶことができます。適切なキッチンの高さで、使いやすい快適なキッチン作りにしましょう。キッチンの適切な高さを選ぶためのポイントなどを、以下にご紹介します。

意外と重要！キッチンの高さ！

キッチンは、主に女性が毎日長い時間過ごす場所です。
食材の下ごしらえをはじめ、後片付けまで様々な作業を行います。
キッチンの高さが使う人に合わないと、使いにくく不便を感じてしまうものです。

例を挙げると、以下のような不便さが発生します。

• キッチンが低すぎると腰に負担がかかる
• 背が高い現代人には低いキッチンは使いにくい
• キッチンが高すぎると奥まで手が届かない
• キッチンが高すぎるとキッチンの窓の開け閉めができない
• キッチンが高すぎると肩が上がりすぎてしまい肩こりになる

上記のような不便さがると、素晴らしいキッチンを設置しても使うことにストレスを感じてしまいます。
キッチン選びは見た目や様々な仕様の取入れも大事ですが、適切な高さも大事というのも視野に入れて決めるべきです。

キッチンの高さの決める際の考え方

キッチンの高さを決める際は、以下のようなポイントで決めると使いやすいキッチンにすることができます。

標準の高さだから良いとは限らない

キッチンの標準の高さは、85cmです。
そのため、キッチンの高さを業者に指定しないと85cmで見積をされ発注されてしまいます。
標準の高さである85cmというのは、あくまで標準的な高さとしてうたっているだけです。
背の高さは人により異なるので、85cmという高さが全員に適切とは限りません。

身長から計算し考えるのがベスト

1番ベストなキッチンの高さの決定方法は、使う人の身長から計算して考えることです。
計算式は、身長÷2＋5cmです。
例を挙げると、160cmの奥様の場合、160cm÷2＝80cm＋5cm＝85cmとなります。
165cmの奥さんの場合は、165cm÷2＝82.5cm＋5cm＝87.5cmとなります。こ
この場合85cmのキッチンでは低いという計算になるので、90cmの高さのキッチンを選ぶべきということになります。

ひじの高さで考える

同じ新調の方でも、ひじの高さは異なります。
身長のみを基準としてキッチンの高さを選んでしまうと、ひじの高さがキッチンに合わない方が出てきてしまいます。
左記の身長の計算でキッチンに触れてみると引くと感じる場合、ひじの高さが合っていない証拠になります。
ひじの高さを参考にしたキッチンの高さの計算方法は、ひじの高さ₋10cmから15cmを目安にすると良いでしょう。

例えば、ひじの高さが90cmの方の場合、−10cmで計算すると、80cmのキッチンの高さが適しているという計算になります。